ジョブチューン[ジャッジ企画]
2021年9月11日放送の「ジョブチューン」はジャッジ企画『マルハニチロ×超一流料理人』!「マルハニチロの冷凍食品」がジャッジに初挑戦!従業員が選んだイチ押し商品TOP10で勝負に挑む!「マルハニチロの冷凍食品」で本当に食べるべき商品とは!?
マルハニチロ「従業員イチ押し商品TOP10」×超一流料理人
今回のジャッジ企画はジャッジ初のジャンル・冷凍食品業界からマルハニチロが参戦!
現在販売している家庭用の冷凍食品はなんと140種類以上!数ある商品の中から、マルハニチロの社員が選んだイチ押し商品トップ10で超一流料理人に勝負を挑む!
ロングセラーの「横浜あんかけラーメン」「あおり炒めの焼豚炒飯」、お弁当の定番「牛カルビマヨネーズ」、占いカップが人気の「えびとチーズのグラタン」、袋がそのままお皿になる手軽さが話題の「WILDish(ワイルディッシュ)」など定番商品10品を試食して評価!
果たして結果は!?超一流料理人たちのジャッジは…果たして!?
一流料理人7人が試食。7人中4人以上が合格なら「値段に見合った美味しい商品」に認定。
さて、結果は…
【10位】白身魚のタルタルソース
●白身魚のタルタルソース(6個入り)179円(税込)合格
お弁当のおかずで人気の商品。
お弁当の他のおかずにソースが付かないようフライの中に。業界初となるソースインフライを採用。
メインとなる白身魚は漁獲してすぐに船上凍結。サクサク感のあるパン粉を油で揚げ、その後すぐに急速冷凍することでレンジで温めた際に外はサクサク中はふわふわ食感に仕上げている。
【9位】いか天ぷら
●いか天ぷら(6個入り)197円(税込)不合格
お弁当のおかずとして20年以上人気の商品。
衣を付けたイカを揚げる際にイカが半回転して油の中へ落ちるような高さにあえて設定。そうすることで落下の衝撃で衣が大きく広がり、その広がった部分がサクッと食感を生み出す。
そして揚げたての天ぷらに片面だけ天つゆをかけることでサクッとしながらもしっとりふわっとした食感に。
天つゆには昨年初めて黒みりんを追加したことでよりコクがアップ。
【横尾】これは天ぷらではない。天ぷらはカリっと最初するがそれが足りなかった。白身魚と同じ発想でいかの中に天つゆの味を漬け込んでしまうともう少しサクサクするのではないか。
【8位】WILDish牛カルビ焼き肉めし
●WILDish牛カルビ焼き肉めし 208円(税込)合格
袋がそのまま皿になるという斬新なアイデアで話題となり様々な種類がある人気シリーズ。
牛カルビ焼き肉飯めしの具材は卵・にんにくの芽・パプリカで彩り豊かに仕上げ、牛カルビ肉は細切れにすることでどこをすくっても肉を味わえるようにしている。
さらに若者を意識し、濃い目の味付けに。味のベースとなる焼肉のタレは、玉ねぎで甘み、ラー油で辛味を出し、パンチのある味わいに仕上げている。
【原田】肉の味、米の炒めた香り、ニンニクの芽。香りがバラバラしつつ、ちゃんとまとまっている。考えに考え抜かれたというのが伺えた。
【7位】五目あんかけ焼そば
●五目あんかけ焼そば 270円(税込)合格
発売から20年以上愛され続けるロングセラー商品だが、2020年に肝となる麺を細麺から中太麺に変更。
もちもち食感の自家製中太麺は細麺に比べ餡とも絡みやすい仕立てに。さらに両面を焼くことで餡が麺に染み込むことを防ぎ、最後までモチモチ食感を楽しめる。
具材は豚肉や白菜、チンゲン菜など8種類を使用。味の決め手となるオイスターソースは旨味の強いものと甘味が強い2種類をブレンド。そこにポークエキスとチキンエキスを合わせることで家庭でも専門店の味が堪能できるように仕上げている。
【菰田】オイスターソースの甘味もコクもよく感じたし、野菜も火を通し過ぎていないし、青菜の色も失っていないし、食感も残っている。ここまで冷凍の技術で来られるとうかうかしてられない。
【6位】牛カルビマヨネーズ
●牛カルビマヨネーズ(6個入り)190円(税込)合格
お弁当のおかずとして21年愛されている商品。
カルビを粗挽きにしハンバーグにした商品で最大のこだわりはお肉の焼き方。加熱水蒸気焼き製法と呼ばれる製法で、中に入ったカルビを高温の蒸気で焼くことで短時間で中まで火が通り、肉汁を閉じ込めふっくら食感に仕上げている。その後、250℃以上のオーブンで表面をこんがり焼き上げている。
さらにお肉の中に特製マヨソース、表面には濃厚な焼肉ソースをたっぷりかけ、ご飯をかき込みたくなる味付けに仕上げている。
【竹村】完成度が高い商品。あえてカルビを使っているであったり、マヨネーズの量などわざとしっかりした濃い味に。これだけで2個3個はきついと思うが、それで白ごはん。そのしっかりしたコンセプト。価格も大きい。1個30円くらい。合格しかない。
【5位】五目しゅうまい
●五目しゅうまい 香りと旨み(12個入り)321円(税込)合格
2年かけて開発した混信の商品。
餡は豚肉・鶏肉・3種の野菜と具材たっぷりで旨みの強い肉感あるジューシーな味わいに。
さらにホタテベースの海鮮スープを寒天状にして具材の中に練り込んでいる。これによりレンジで温めた時、寒天が程よく溶け餡に魚介の旨みが染み渡る。
香りづけにも一工夫。シュウマイ全体に鶏がらスープをミスト状に噴霧している。こうすることでセイロを開けたときのような食欲そそる上品な香りを実現。
【澤田】めちゃめちゃ迷った。この金額でこれだったら良いのかなとも思ったが、点心・飲茶は肉汁がジュワッと出てくるのが皆さん好き。豚肉の部位を変えるのか鶏と豚肉の割合を変えるのか。もっといろんなせめぎ合いで戦ってもっと美味しいものを作ってもらいたい。
【4位】えびとチーズのグラタン
●えびとチーズのグラタン(4カップ入り)178円(税込)合格 *全員合格!
累計販売数7億5千万カップ。今日本で一番売れている冷凍グラタン。
お弁当向けの商品で様々な工夫をしている。
ホワイトソースはカットしたえびのソテーをプラスすることで子供に人気のエビの旨みが感じられる仕立てに。
さらに、見た目も華やかに最後まで飽きのこない味わいにするためにホワイトソースの上にゴーダチーズベースの濃厚なソースをトッピング。
2つのソースとプリっと食感のエビが絶妙の味わいのグラタン。
【原田】冷えても美味しく食べられる。エビを食べたときにちゃんとエビの香りがする。美味しく食べてもらいたいという作り手の気持ちが120点表れている商品。
【3位】こんがりと焼いたミラノ風ドリア
●こんがりと焼いたミラノ風ドリア(2個入り)367円(税込)合格
こだわりのミートソースは初めに玉ねぎを牛脂で30分程ソテー。玉ねぎの甘さだけでなく牛の旨味も詰まったソースに。
ホワイトソースには通常牛乳を使うがこちらの商品では牛乳を約3倍濃縮した濃縮乳を使用することでレンジで温めたときも濃厚なコクと風味が感じられる仕立てに。
さらにチーズの香ばしさをより感じてもらえるように180℃以上のオーブンで焼くことでより本格的なドリアの味を再現している。
【竹村】麦のご飯に関しては食物繊維がすごく多いから腸にも良い。こういう料理の中にそういうことを入れるように考える人は他のことも気が利いてくるというのが料理にも伝わる。冷凍食品の枠は超えている。
【2位】あおり炒めの焼き豚炒飯
●あおり炒めの焼き豚炒飯(2人前)291円(税込)合格 *全員合格!
マルハニチロの冷凍食品の中で6年連続売上1位の超人気商品。
こだわりは冷凍食品の枠を超えたパラパラ食感。このパラパラ食感を実現するために開発スタッフを一流中華店に約1カ月弟子入り。その技術を学ぶため、炒める時間や鍋肌の温度、具材を入れるタイミングなどあらゆるデータを秒単位で計測。その計測データをもとに開発費数十億円をかけ「3枚羽根あおり炒めロボット」を開発。
まず300℃前後の鉄鍋に大量の卵を投入、しっかり熱が入るように回転スピードはゆっくり。こうすることでプロの料理人が作るムラなくふっくらな卵を再現。続いてご飯を投入。羽根を逆回転させながらスピードもゆっくり。プロ同様、鍋肌に焼き付けながら炒めることで米一粒ごとに卵と油をコーティングさせていく。加える具材は豚もも肉で作る焼き豚とネギのみ。秘伝のタレを染み込ませ一気に投入。ここから焦げ付かないように羽根の回転スピードをアップ。プロ同様、高速で煽りながら炒めることでパラパラで香ばしい食感を再現。
【澤田】本当に美味しかった。料理人もうかうかできない。それだけ考えて作られている。具材はすごいシンプル。シンプルだから何が大切かというとお米の甘さを活かすことだったり、卵を炒めた香りを引き立たせることだったり。そういうことをしっかりやっていかないと絶対に美味しいものはできない。本当にすごい美味しい炒飯だった。
【1位】横浜あんかけラーメン
●横浜あんかけラーメン(1人前)267円(税込)合格
日本で一番売れている冷凍ラーメン。
こだわりは特殊な配合で作る自家製茹で麺。スープと絡み合うよう細麺ながらもしっかりとしたコシ。その麺を冷凍前に水でしっかり冷やすことで、麺が締まり解凍後にはしっかりとした歯ごたえが出る。
さらにあんかけスープは旨味のあるオイスターソースをベースに口溶けとキレを重視。
具材は8種類(もやし・白菜・豚肉・キクラゲ・たけのこ・にんじん・小松菜・ネギ)を使用。
別々に仕上げた野菜とスープは袋に入れて即冷凍。野菜がスープに浸る時間をできるだけ少なくし、しなしなになるのを防いでいる。
【横尾】とても美味しかった。われわれも生麺を使うが一度冷凍することがある。冷凍することで旨味と水分を飛ばして野菜もそれぞれ食感がしっかり残っている。
とてもおいしかった。
まとめ・感想
すごいぞマルハニチロ!
我が家でも大変お世話になっている冷凍食品で、その美味しさは実感していますがプロの目からどうなるのか?すごく気になっていましたが結果はジャッジ史上最高記録タイとなる9品合格!しかも満場一致が2品に、6人が合格を出した商品が6品!凄すぎでした。
大好きなチャーハンで、我が家のヘビーローテーションとなっている「あおり炒めの焼き豚炒飯」が満場一致だったのはちょっと嬉しかったです(^^♪
[参考]その他紹介した「冷凍食品」のランキング
『ラヴィット!』や『サタデープラス』“ひたすら試してランキング”『ポップUP!』でも、これまで様々な冷凍食品のランキングを紹介しています。
その他の『ジョブチューン』の記事はこちら↓
▼TBS「ジョブチューン」
2021年9月11日(土) 19時00分~21時00分
出演:ネプチューン(名倉潤・原田泰造・堀内健)バナナマン(設楽統・日村勇紀)土田晃之 山本里菜(TBSアナウンサー)
ゲスト:矢田亜希子・田中卓志(アンガールズ)・野呂佳代
【進藤】冷凍でこんな技術になる驚き。冷凍食品の白身魚はどうしても臭みが出たり水分の臭いが気になることが多かったが、それも感じなかった。技術が進歩してここまで仕上がっていると改めて感じた。