ジョブチューン[ジャッジ企画]
2022年2月19日放送の「ジョブチューン」はジャッジ企画『餃子の王将×超一流中華料理人』!「餃子の王将」がジャッジに初挑戦!従業員が選んだイチ押しメニューTOP10で勝負に挑む!「餃子の王将」で本当に食べるべきメニューとは!?
餃子の王将「従業員イチ押しメニューTOP10」×超一流中華料理人
今日のジャッジ企画は餃子の王将!
1967年、京都に1号店をオープンし、現在では全国に732店舗展開する日本最大級の中華料理チェーン「餃子の王将」がジャッジ企画に初参戦!
本格的な中華がリーズナブルに食べられる「餃子の王将」が、看板メニューの餃子、チャーハンをはじめとする中華の超王道メニューで勝負をかける! 餃子の王将の従業員が絶対の自信を持つイチ押しトップ10!結果は果たして!?
一流料理人7人が試食。7人中4人以上が合格なら「値段に見合った美味しいメニュー」に認定。
さて、結果は…
ジャッジ企画に挑戦したメニュー
今回「餃子の王将」がジャッジ企画に挑戦したメニューは、従業員が絶対の自信を持つ10品。
・餃子
・炒飯
・鶏の唐揚
・天津飯
・焼そば(醤油)
・ニラレバ炒め
・酢豚
・野菜たっぷり五目あんかけタンメン
・海老のチリソース
・麻婆豆腐
ジャッジ結果(合格・不合格)まとめ
10品中9品合格(満場一致1品)1品不合格
【合格メニュー】
・麻婆豆腐
・海老のチリソース
・酢豚
・ニラレバ炒め
・焼そば(醤油)
・天津飯
・鶏の唐揚
・炒飯
・餃子 *満場一致
【不合格メニュー】
・野菜たっぷり五目あんかけタンメン
【10位】麻婆豆腐
●麻婆豆腐 495円(西日本価格)合格
ピリッと効いた山椒が食欲を刺激!ごはんとも相性抜群。
(出典:https://www.ohsho.co.jp/)
こだわりの麻婆餡は豆板醤や甜麵醬、ニンニクなど10種類以上の調味料をブレンド。中でも味の決め手となるのは店舗で一から合わせている醤油ベースの特製ダレ。玉ねぎ・生姜などを使用して野菜の旨みや風味を活かした味付けに。豆腐は一度加熱し水分を抜くことで煮崩れしにくく仕上げている。
【9位】海老のチリソース
●海老のチリソース 660円(西日本価格)合格
プリプリ海老を風味豊かなコクのあるピリ辛チリソースで絡めた一品。
(出典:https://www.ohsho.co.jp/)
使用する海老には並々ならぬこだわりが。時季ごとに何種類もの海老を食べ比べ、その中でも味といろみが良く弾力性のある「この海老だ」というものを選んでいる。
今の時期は大ぶりのバナメイエビを贅沢に12尾使用。片栗粉をよく揉み込んでから水洗いすることで臭みがなくプリっとした食感に。さらに衣をつけて油通しすることでサクッとする食感に仕上げている。
オリジナルのチリソースは豆板醤にたっぷりのネギを加えケチャップ・砂糖などで少し甘めの味付けに。
【古藤】このお値段でこの(海老の)量はとても真似できない。タレですが決め手が白ネギのみじん切り(ツォンフゥア)。これだけの量をしっかり香り良く入っている。これがあるかないかでチリソースのタレって大きく変わってしまう。ちょっと古くなると水が出たり嫌な臭いが出たりすることもなく、こういうところにこだわっているということがすごく伝わってきて非常に美味しかった。
【菰田】海老を食べたときにまずチリソースの甘さがバーンときて、海老の食べているのが食感だけで海老の味があまり来ない。お子様にも、という部分が強すぎて甘さをちょっと過度にいき過ぎた。そこをちょっと調整するともっと海老が立って、ボリュームがすごい分もっと売れる商品になると思う。
【8位】野菜たっぷり五目あんかけタンメン
新商品
●野菜たっぷり五目あんかけタンメン 750円 不合格
新メニュー。
一番のこだわりは野菜のあんかけ。豚肉・キャベツ・海老など10種類以上の具材をサッと炒めたら白湯スープを入れて煮込むが隠し味にカツオ出汁を入れており、スープの旨味が増し日本人には慣れ親しみのある味に。麺は北海道産の小麦粉を使用し、コシがありモッチモチの食感に。スープは塩ベースの特製ダレに鶏ガラ・豚ガラを合わせ雑味のない澄んだ味に仕上げた上湯スープ。
【山田(昌)】中華だとクリアなスープと濁ったスープを一緒にしてはダメ。一般の人が食べた場合にすぐに混ぜてしまう。ただの濁ったスープ。ちょっと食べ進めると単調な味になって、味変というか酢とかラー油を入れざるを得ない。せっかくクリアなスープを作ったのならそれを活かす。白湯で濃厚さを出したいならその方向性で行く。これが賄だったら良いが料理だとしたら絶対ダメ。
【7位】酢豚
ジャッジの壁
●酢豚 550円(西日本価格)合格
ゴロッと入った国産の豚肉と野菜が甘酢ダレによく絡んでいる。
(出典:https://www.ohsho.co.jp/)
一品料理売上第2位。豚肉は国産のモモ肉を使用。下味にニンニクやごま油を混ぜた醤油ダレを揉み込むことでジューシーで柔らかいお肉に。
低い温度から揚げはじめて徐々に温度を上げていくことで、外はサクサク、中はジューシーな豚肉に。味付けは醤油に砂糖とお酢を加えた甘酢ダレ。隠し味に生のレモン果汁を加えるで爽やかな風味が感じられ後味すっきりに。
【菰田】大変美味しかった。お肉を手でしっかりとした下味を付け調理した苦労と値段を抑えたこのボリューム感。酢豚って近年ケチャップ味だったり、今黒酢流行っているから黒酢にするのではなく最初から醤油味に絞って貫く。ブレなさとこの手間暇をかけているということ、ここに会社の姿勢が全て出ているのではないかと感じた。たくさんの人が喜んでいるのではないかと思う。
【6位】ニラレバ炒め
●ニラレバ炒め 528円 合格
丁寧に下ごしらえしたレバーとシャキシャキのニラがうまい!
(出典:https://www.ohsho.co.jp/)
15種類ある一品料理の中で人気No.1。
その美味しさの秘密は臭みを抜くための丁寧な下処理。水でさらしニンニク・生姜などが入った醤油ベースの専用ダレで下味を入れ揉み込むことで柔らかく臭みのないレバーに。
炒め方にもこだわりが。野菜の水分や旨味が逃げないように高温・短時間で一気に仕上げている。野菜はシャキシャキ、レバーは柔らかく仕上げたこだわりの一品。
【鯰江】野菜がすごく美味しく炒められている。エビチリとか酢豚はある程度ベースがあるので作るのはあまりバラつきがないが、こういう料理はバラツキが出ると思うが非常にうまく出来て美味しかった。
【有島】食べた瞬間「あっ」と思った。レバーは独特な臭みがあると思うがそれを下味によってある程度消しているが、その代わりにタレが絡んでいない。全部落ちている。下味を抑え、タレを絡めてからシャキとした野菜をサッと混ぜる、というような調理法をすれば1番人気なのだからもっと売れると思う。
【5位】焼そば(醤油)
●焼そば(醤油) 440円(西日本価格)合格
野菜たっぷり&特製麺。香ばしい醤油の香りが食欲をそそる一品。
(出典:https://www.ohsho.co.jp/)
こだわりは焼きそば専用に作られた自家製の蒸し麺。北海道産の小麦を使用した少し太めの麺にすることで食べ応えがあり焼き目が付いた香ばしい麺に仕上げている。
国産の豚肉にキャベツ・もやし・キクラゲなど6種類の野菜を加えて炒めたら、オイスターソースや砂糖などをブレンドした特製の醤油ダレで味付け。
最後に麺を入れ、肉と野菜から出た旨みをしっかり吸わせることでより美味しい焼きそばに。
野菜のシャキシャキ感とモッチモチの麺が楽しめる人気メニュー。
【名雪】麺のモチモチ感、野菜のシャキシャキ感、味のバランス。これは絶妙に美味しい、その一言しか言えない。
【4位】天津飯
●天津飯 484円(西日本価格)合格
アツアツふんわり玉子と特製餡が絶妙!
(出典:https://www.ohsho.co.jp/)
甘酢・塩・京風の中で人気の高い京風で勝負。
一番のこだわりは玉子の柔らかさ。卵2個分を使用し、空気を混ぜ込みながら柔らかくフワフワの食感に仕上げている。味の決め手とのなる餡は鶏ガラスープをベースに醤油・生姜・山椒などを加え、ほのかに生姜が香る優しい味わいに仕上げている。
熱々フワフワの玉子が餡に絡む、幅広い世代から愛される一品。
*餡だく・通常を無料で選ぶことが可能
【古藤】天津飯っていうのは僕は玉子の柔らかさが餡とご飯をちょうど繋ぐと思っている。こういう滑らかに優しい火の入れ方で綺麗にまとめあげるというのは熟練の方でないと、1年目・2年目の子とかで上手く玉子を焼ける子って少ない。そういうところをしっかりご指導されている。そして餡だく、もう言うことない。
【3位】鶏の唐揚
●鶏の唐揚 550円(西日本価格)合格
秘伝のタレで漬け込み、ジューシーに仕上げている。
(出典:https://www.ohsho.co.jp/)
揚げ物部門売上No.1。
鶏肉はヘルシーで食べ応えがある若鶏の胸肉を使用。脂身の少ない胸肉をよりジューシーに仕上げるためまずこだわっているのが肉の切り方。肉の繊維の向きに対し逆らうようにそぎ切りすることで肉が柔らかくジューシーな仕上がりに。そして味付けにもこだわり。醤油・生姜・ニンニク・ごま油などが入った特製調味液を手でしっかり揉み込みことで食感とジューシー感をアップ。
片栗粉を付け、ネギと生姜で香り付けした180℃の油で揚げる。肉に火が入りすぎないよう短時間で揚げることでよりジューシーな唐揚げに仕上げている。
*そのまま食べるのも美味しいがマジックパウダーを少しつけながら食べるとさらに美味しくなる。
塩・コショウ・山椒などをブレンドした王将オリジナルのスパイス
【山田(昌)】衣がカリっとしていなかった。ジューシーさを際立たせると衣がふにゃっちゃう。カリカリを前面に押すと二度揚げの作業となり多少水分は飛んでいっちゃう。これはジューシーさを前面に押し出したかった、そういう唐揚げだと思って合格とした。
【2位】炒飯
●炒飯 440円(西日本価格)合格
餃子に次ぐ人気メニュー!秘伝の味付けが自慢。
(出典:https://www.ohsho.co.jp/)
ご飯部門売上No.1。
具材は玉子・チャーシュー・ネギ・ご飯とシンプルながらパラパラ感がある王道炒飯。卵とご飯を絡めたら角切りチャーシューを入れしっかり焼き付け、肉の旨みをご飯に移す。味の決め手となる炒飯専用の醤油ベースの特製ダレを加え、最後に刻みネギを加えて完成。
創業当初から変わらない人気メニュー。
【菰田】ご飯の準備だったり仕込みの段階がだめだったらいくら上手に炒めても良い炒飯はできない。ちゃんと揃っても作る人間が油を多くしたりとか火加減を誤ったりとか炒め過ぎたりしてもうまくいかない。鍋で料理を作るって、人に伝えるって無茶苦茶難しい。それをちゃんとたくさんのスタッフに教え伝えられるのが本当に素晴らしいと思うし、同じ中国料理を作っている人間として本当に頭が下がると思った。
【1位】餃子
●餃子 242円(西日本価格)合格 *満場一致!
創業以来の伝統の味定番の美味しさ。主要食材はすべて国産(にんにくは100%青森県産、小麦粉は100%北海道産)
(出典:https://www.ohsho.co.jp/)
全メニューの中で売上No.1の看板商品。
こだわりの餡は赤身と脂身のバランスが良い国産豚肉を粗めにミンチ。ニンニクはコクと旨味のある青森産を使用。キャベツはその日の水分量や葉の厚みなどの状態を見極めてカットサイズ・脱水加減を毎日調整することでパサつきや水っぽさがないジューシーな餃子に仕上げている。
餃子の皮は北海道産の小麦粉を使用しモチモチとした食感に仕上げている。
工場で包まれた餃子は生餃子のまま全国に配送。餃子は冷凍すると皮のモチモチ感や野菜のシャキシャキ感が損なわれるため、配送コストがかかっても生の餃子にこだわっている。
【有島】料理というのはお客さんからお代を頂いているので美味しいのは当たり前。それに何かの付加価値が付かないと人気店とはならない。みなさんの真摯で謙虚な前向きな姿勢が餃子に凝縮されている。間違いなく美味しい餃子。
まとめ・感想
目標の9品合格達成!
子供の頃から現在まで、数えきれない程お世話になっている餃子の王将。つい先日もお持ち帰りでお世話になるヘビーユーザーだけに、応援にも力が入りました。
結果は新商品のタンメンを除いて、定番商品は9品全て合格!ジャッジが厳しめの中華だけに満場一致は1位の餃子だけでしたが、それでも大健闘!
いつも食べている料理が合格もらえるのはうれしいですね♪ また食べたくなってきちゃったよ(^^♪
参考
*2020年11月21日放送の『ジョブチューン』では「バーミヤン」のジャッジ企画が紹介されました。
[参考]その他の「餃子の王将」ランキング
追記(2023/2/25)
*2023年2月25日の放送でも「餃子の王将」のジャッジが放送されました。
*「餃子の王将」のランキングは『帰れま10』や『ラヴィット!』などでも紹介されています。
その他の『ジョブチューン』の記事はこちら↓
▼TBS「ジョブチューン」
2022年2月19日(土) 19時00分~21時00分
出演:ネプチューン(名倉潤・原田泰造・堀内健)バナナマン(設楽統・日村勇紀)土田晃之 山本里菜(TBSアナウンサー)
ゲスト:黒沢かずこ(森三中)・澤部 佑(ハライチ)・新井恵理那
【山田(昌)】素晴らしかった。運ばれてきたときに山椒の香り、これは見せかけだけじゃないなと思った。調味料をたくさん使われておりそのバランスもすごく良い。甘みも甜麵醬だけでなく肉の甘味・調味料からも甘みを出してバランスをとっている。税を抜いたら450円は安すぎるぐらいのクオリティ。