ジョブチューン[ジャッジ企画]
2022年11月26日放送の「ジョブチューン」はジャッジ企画『ロイヤルホスト×超一流料理人』!「ロイヤルホスト」がジャッジに挑戦!従業員が選んだイチ押しメニューTOP10で勝負に挑む!「ロイヤルホスト」で本当に食べるべきメニューとは!?
ロイヤルホスト「従業員イチ押しメニューTOP10」×超一流料理人
今回ジャッジ企画に挑戦したのは『ロイヤルホスト』。
1953年、福岡のフレンチ料理店からスタートし、1971年に1号店を出店。昨年50周年を迎えた「ロイヤルホスト」。
50年以上創業者の味を守ってきた伝統メニュー「ビーフジャワカレー」、25年以上愛されるロイホデザートの看板メニュー「ホットファッジサンデー」、累計2600万食以上売り上げるロイヤルホストの顔「黒×黒ハンバーグ」など、従業員イチ押しメニューTOP10で超一流フレンチ料理人に挑む!ファミレス最高記録の9品合格となるのか!?
超一流料理人たちのジャッジは…果たして!?
一流料理人7人が試食。7人中4人以上が合格なら「値段に見合った美味しいメニュー」に認定。
さて、結果は…
ジャッジ企画に挑戦したメニュー
今回「ロイヤルホスト」がジャッジ企画に挑戦したメニューは、従業員が絶対の自信を持つ10品。
・黒×黒ハンバーグ
・シーフードドリア
・厚切りサーロインステーキ
・パンケーキ
・ボロネーゼ
・ビーフジャワカレー
・ホットファッジサンデー
・ケールサラダ
・ビーフシチューハンバーグ
・チキンのグリル
ジャッジ結果(合格・不合格)まとめ
【合格メニュー】
・ビーフシチューハンバーグ
・ケールサラダ
・ホットファッジサンデー
・ビーフジャワカレー *満場一致
・厚切りアンガスサーロインステーキ *満場一致
・海老と帆立のシーフードドリア
・黒×黒ハンバーグ *満場一致
【不合格メニュー】
・チキンのジューシーグリル
・ナスと挽き肉のボロネーゼ
・パンケーキ
【10位】チキンのグリル
●チキンのジューシーグリル ~バター醤油ソース~ 858円(税込)不合格
*一部店舗では価格が異なります。
フライエッグ(目玉焼き)とスパイスが効いたチキングリルをバター醤油ソースで。
(出典:https://www.royalhost.jp)
使用するのは肉質が柔らかい鶏モモ肉。まずはチリペッパーやガーリックパウダーをブレンドしたオリジナルスパイスで下味を付ける。高温の鉄板で皮面を焼き、このメニュー専用のカバーを被せて蒸し焼きにしてからオーブンで中までしっかり火を通すことで皮はパリッと中はジューシーにふっくら仕上がる。
最大のポイントはソース。牛のすね肉・骨と香味野菜を半日以上煮込んだドミグラスソースに醤油・バターを加えた本格フレンチの味わいもありながら日本人好みに仕上げている。
【9位】ビーフシチューハンバーグ
●ビーフシチューハンバーグ 1,738円(税込)合格
*一部店舗では価格が異なります。
豪州産ハンバーグにビーフシューをかけ、彩り豊かな野菜を添えている。舞茸・ぶなしめじが付け合わせに加わり風味がさらにアップ!紙鍋と鉄板を使うことで、ぐつぐつとしたシズル感をより楽しめる。
(出典:https://www.royalhost.jp)
ハンバーグにはオーストラリア産ビーフを100%使用することでビーフシチューにも負けない肉肉しい味わいのハンバーグに。そこにかけるのが創業当時から人気のビーフシチュー。ベースとなるのは半日以上煮込んで作った自家製のブイヨン。使用するオーストラリア産バラ肉は一度油通しして表面をコーティングしてから、赤ワインやトマト・自家製ブイヨンなどと半日煮込むことで煮崩れせず旨味が凝縮。
【進藤】まずビーフシチューは抜群に美味しい。濃度がいい。重すぎず、でもちゃんと口の中に絡んでくる。ハンバーグも牛100%でこの値段(1738円)で出てくるのはすごい。レベルの高い仕事・工程を踏んでいる。
【8位】ケールサラダ
●ケールサラダ ~ピーナッツオイルドレッシング~ 638円(税込)合格
*一部店舗では価格が異なります。
ケール・レッドキャベツ・チキンなどをドレッシングで混ぜ合わせ、ピーナッツをトッピング。
(出典:https://www.royalhost.jp)
こだわりのケールは営業が豊富で苦味が少なくサラダに相性の良い国産のカリーノ・ケールを使用。茎と葉っぱを1cm幅にカットすることで食感が残りつつ食べやすいサイズに。そしてケールの苦味を和らげるために甘さが特徴のレッドオニオンと酸味のあるレッドキャベツマリネ、さらにチキンを加えることで食べ応えのあるサラダに。
そしてフレンチにこだわるロイヤルホスト流のアレンジがフランス産ピーナッツオイル・米酢などを合わせ、ケールサラダ専用のドレッシングを開発。ファミレスでは珍しいケールに敢えて挑戦したこだわりが詰まったサラダ。
【7位】ホットファッジサンデー
●ホットファッジサンデー 858円(税込)合格
*一部店舗では価格が異なります。
ベルギー産アイスクリームが引き立つ、高カカオのビターなチョコレートソース。香ばしいピーカンナッツの食感がアクセント。
(出典:https://www.royalhost.jp)
25年以上愛されるロイヤルホストデザートの看板メニューをリニューアル。
ベルギー産の濃厚なバニラアイスとチョコレートアイスに自社製ビスケット・バナナ・ホイップクリーム・アーモンドをトッピングした贅沢なサンデーで、改良したのは大きく2つ。
トップにサワーチェリーを使っていたが砂糖でコーティングしたキャンディングピーカンナッツに変更。2つ目はホットファッジと呼ばれる温かいチョコソース。ソースもアイスクリームも甘いので、チョコソースの部分をビター感の強くし甘いアイスに合うソースに変更。
【前田】スイーツのトレンドは年々変わってきている。今はカカオにこだわる時代に変化している中で、チョコレートのコストを上げてでも酸味の強いチョコレートを選ぶに方が、今の時代のチョコレート好きが納得する。
【6位】ビーフジャワカレー
●ビーフジャワカレー 990円(税込)合格 *満場一致!
*一部店舗では価格が異なります。
昭和40年代に誕生したクラシックメニュー。じっくり炒めたオニオンの甘みと約10種類のスパイスとハーブを使った伝統的なカレー。
(出典:https://www.royalhost.jp)
50年以上に創業者があるレストランでインドネシアのカレーを食べてそれが大変美味しく、創業者がレシピをもらって帰り、それをアレンジして出している料理。
具材はシンプルに玉ねぎとバラ肉のみ。玉ねぎは甘みを最大限に引き出すため約1時間じっくり炒める。そこに加えるのがロイヤルホストが一晩かけて作る自家製チキンブイヨン。バラ肉はオーブンで焼き目をつけてから数時間煮込むことで玉ねぎの甘みと肉の旨味が溶け出したコクのある味わいに。さらに厳選した約10種類のスパイスを数回に分けて入れることでエスニックの香りとプリっとした辛さが引き立つカレーに。
【前田】料理の中に想いが詰まっている。伝統だったり組織としての想いがこの一皿に詰まっていて、魔法にかけられたように本当にどんどん食べてしまう。それくらい美味しいカレー。
【5位】ボロネーゼ
ジャッジの壁
●ナスと挽き肉のボロネーゼ 1,078円(税込)不合格
*一部店舗では価格が異なります。
香味野菜とトマト、挽肉のボロネーゼソースのコクが詰まったスパゲティ。パルミジャーノレジャーノをトッピング。
(出典:https://www.royalhost.jp)
まずソースは玉ねぎ・ニンジン・セロリをしっかり炒め、ホールトマト・粗挽きの牛肉・赤ワインを合わせ煮込む。そこに白ワインを加えることでほのかな香りが加わえている。具材のナスはサッと素揚げし、塩で下味をつけ、よりコクを出すためバターと一緒にソースと和えている。麺は4年前に乾麺から生麺に変更。うどんの製麺所がその技術を生かして作った麺で、乾麺に比べてモチモチとした食感で、ソースとの絡みも良く一体感のあるパスタに仕上げることができる。
【小楠】野菜が少ないのか深みがない。麺を変えたことによってバランスが悪くなっている。もうちょっとソースを改善しないとというのが1点。もう一つはナスの味が乗り切れていない。オペレーション的に難しいかもしれないが塩水に漬けるなど下味をつけることで均等に味がつく。
【4位】パンケーキ
●パンケーキ 495円(税込)不合格
*一部店舗では価格が異なります。
ふんわり甘い香りと外はさくっと、中はやわらかな食感。注文を受けてから生地を1枚ずつ丁寧に焼き上げている。
(出典:https://www.royalhost.jp)
約40年前、創業者がアメリカに行った際、アメリカではパンケーキがデザートではなく食事として食べていることに驚き誕生したメニュー。
材料はたまご・牛乳・パンケーキミックスと至ってシンプルだが、創業者の一番のこだわりは生地の焼き方。生地を落とす高さから角度にまでこだわることでゴールデンブラウンと呼ばれる綺麗な焼き色が付き、外はさっくり、中はふんわり食感に。
【深谷】すごく失礼な言い方をしてしまうと家でも焼けるのではないかと思ってしまった面がある。鉄板で焼き目が何とかと言っていたが、今フライパンが進化しているので家で焼いても大体こういう色になる。そこを推されても、みたいな。味的にはどう反映されるのだろう?3枚重なってて何が1枚と違うのかとか。あとはホイップマーガリンとメイプルシロップと一緒に食べて欲しいのであれば中に一緒に混ぜ込んで焼いた方が風味も味わいも立つと思う。フレンチ出身ということはブリーニ(バターを生地に練り込んで焼いたもの)とかそういう手法も取り入れればオペレーション上もただ混ぜるとは言わないが混ぜて焼くだけなので大して変わらない。ジャワカレーは変える必要性がない不変なものと思うがパンケーキに関しては変えていった方がいいと思う。
【3位】厚切りサーロインステーキ
期間限定
●厚切りアンガスサーロインステーキ200g(ドミグラスバターソース)3,058円(税込)合格 *満場一致!
*一部店舗では価格が異なります。
格子状の焼き目をつけた後、さらにオーブンで旨みを閉じ込めるように焼き上げたステーキ。CAB認定アンガスビーフの肉と脂の旨み、厚切りならではの程よい噛み応えとボリューム感が◎。
(出典:https://www.royalhost.jp)
ファミレスではかなりお高めな価格だが、その理由は圧倒的な品質。アンガス牛の中でも肉質や脂の入り方など品質にこだわったサーティふぁいど・アンガス・ビーフのみを使用。店舗で丁寧に筋を取り、1枚ずつカット。ステーキは厚みのある塊肉で食べるのが一番美味しいと考え、肉の厚さを3~3.5cmの厚切りにカット。さらに遠赤外線効果が高い溶岩石で焼くことで、外は香ばしく、中に肉汁をしっかり閉じ込めたジューシーなステーキを焼くことができる。
ちなみにロイヤルホストのオススメはミディアムレア。
【古屋】アンガス牛が赤身の肉なので、酸味が多少ある中でしっかり周りをグリルすることでアンガス牛の赤身が旨みの方に変換して、とてもステーキを食べているという感じの素晴らしいステーキになった。美味しかった。
【2位】シーフードドリア
ジャッジの壁
●海老と帆立のシーフードドリア 1,518円(税込)合格
*一部店舗では価格が異なります。
海老の香りと旨みが濃厚なアメリケーヌソースとチーズが香るモルネソースでつくったリッチな味わいのシーフードドリア。
(出典:https://www.royalhost.jp)
発売から変わらず愛され続けるロングセラーメニュー。
一番のこだわりはアメリケーヌソース。オマール海老からダシを取るのだが機械を使わず人の手で砕くことでオマール海老から旨味成分を抽出している。店舗で炊き上げたバターライスのうえにアメリケーヌソースと国産ホタテを合わせたソース、そこへ大ぶりで身が締まった海老、チーズや卵黄を加えたモルネソースをのせ、オーブンでこんがり焼き上げたら完成。
【山本】初めてこんな美味しいドリアを食べたって思うくらい感動した。まずザ・フランス料理で使われているアメリケーヌソースのすごく丁寧な味わいとソースモルネのリッチ感。これ食べてフランス料理食べてきたと言ってもいいくらいの完成度。ただ一点惜しいなと思ったのはネーミング。シーフードドリアというクオリティではない。海老の濃厚なアメリケーヌソースがとても素晴らしいソースなので、もう少しそこを推したネーミングにしてもらえると味に沿ったとてもリッチな料理になると思う。
【1位】黒×黒ハンバーグ
●黒×黒ハンバーグ 190g~ブラウンバターソース目玉焼き付~1,408円(税込)合格 *満場一致!
*一部店舗では価格が異なります。
国産の黒毛和牛と黒豚を独自の配合で調理したロイヤルホスト特製ハンバーグ。
(出典:https://www.royalhost.jp)
黒毛和牛と黒豚を掛け合わせた黒×黒ハンバーグは、2009年の発売以来累計2600万食を売り上げた看板メニュー。
最大のこだわりはハンバーグの食感。肉を食べている感じがしないとハンバーグではないという創業者の想いががあるので肉の食感をしっかり残すため挽き肉は粗目にし、パン粉も最低限にして肉々しさを味わえる硬めのハンバーグに仕上げている。粗目の挽き肉にコショウなどのスパイスを加え、高温の鉄板で肉の表面をしっかり焼き固め、中に肉汁を閉じ込め、その後オーブンでじっくり火を通すことで、外は香ばしく、中はジューシーなハンバーグに。
ソースはロイヤルホストのオススメ“ブラウンバターソース”。ドミグラスソースにバターや胡椒を加えて作ったスパイシーな味わいが肉の旨みを引き立てる。
*本記事に掲載されている情報は記事作成時点のもので、現在の情報と異なる場合があります
まとめ・感想
7勝3敗だが、満場一致合格が3品!
満場一致合格の「ビーフジャワカレー」「厚切りアンガスサーロインステーキ」「黒×黒ハンバーグ」はもちろん気になりましたが、「海老と帆立のシーフードドリア」もかなりの高評価で個人的にはすごく気になった一品。
最近あまり食べに行くことがなかったが、見かけたら寄りたくなりました♪
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▼TBS「ジョブチューン」
2022年11月26日(土)19時00分~21時00分
出演:ネプチューン(名倉潤・原田泰造・堀内健)バナナマン(設楽統・日村勇紀)土田晃之 山本里菜(TBSアナウンサー)
ゲスト:中間淳太(ジャニーズWEST)/あの/コカドケンタロウ(ロッチ)
【山本】一番気になったのは食感。パリッと焼いたチキンの皮の上に目玉焼きを乗せてしまったことで蒸された状態になっていて、来た段階で少し柔らかくなっていたのがすごく残念。それを改善するのであれば目玉焼きを真上に乗せるのではなく少しずらす。目玉焼きはプランチャ(鉄板)で焼いているとても良い焼き方だが、それが中途半端な食感。目玉焼きはもう少し油を多めにして強火でしっかり焼いて、鶏肉は弱火でプレスしながらじっくり焼いてオーブンに入れれば温度も急に上がらずもう少しジューシーに仕上がると思う。