ジョブチューン[ジャッジ企画]
2023年5月6日放送の「ジョブチューン」はジャッジ企画『モスバーガー×超一流料理人』!「モスバーガー」がジャッジに挑戦!従業員が選んだイチ押しメニューTOP10で勝負に挑む!「モスバーガー」で本当に食べるべきメニューとは!?
モスバーガー「従業員イチ押しメニューTOP10」×超一流料理人
今回ジャッジ企画に挑戦したのは『モスバーガー』。
ジャッジ企画初のジャンル!ハンバーガーチェーンから昨年50周年を迎えた『モスバーガー』が参戦!年間売上圧倒的No.1!店名を冠した大看板メニュー「モスバーガー」はもちろん、モスが発祥の「モスライスバーガー」「テリヤキバーガー」など人気商品10品に対する超一流料理人たちのジャッジは、果たして!?
一流料理人7人が試食。7人中4人以上が合格なら「値段に見合った美味しいメニュー」に認定。
さて、結果は…
ジャッジ企画に挑戦したメニュー
今回「モスバーガー」がジャッジ企画に挑戦したメニューは、従業員が絶対の自信を持つ10品。
・モスバーガー
・テリヤキバーガー
・モスライスバーガー海鮮かきあげ
・モスシェイク コーヒー
・ソイシーバーガー
・フレンチフライポテト
・モスの菜摘 モス野菜
・モスチキン
・とびきりチーズ
・ロースカツバーガー
ジャッジ結果(合格・不合格)まとめ
10品中9品合格(満場一致5品)1品不合格
【合格メニュー】
・ロースカツバーガー *満場一致
・とびきりチーズ
・モスチキン *満場一致
・モスの菜摘 モス野菜 *満場一致
・フレンチフライポテト
・モスシェイク コーヒー *満場一致
・モスライスバーガー 海鮮かきあげ
・テリヤキバーガー
・モスバーガー *満場一致
【不合格メニュー】
・ソイシーバーガー(全員不合格)
【10位】ロースカツバーガー
●ロースカツバーガー 480円 合格 *満場一致!
どこか懐かしい分厚いカツに、キャベツが大盛り!
(出典:https://www.mos.jp)
日本人に好まれるトンカツをハンバーガーとして美味しく食べられるようにした商品。
最大のこだわりはハンバーガーに合うベストな食感。
1年前、使用する北米産豚ロースの輸送方法を冷凍から肉質を損なわないチルド輸送に変更。船で2週間じっくり熟成させ柔らかい食感に。さらにトンカツソースは甘辛く濃厚なモスオリジナル。ふんわりバンズとソースカツ、そして山盛りキャベツが口の中で一つとなって味わえる。
【9位】とびきりチーズ
●とびきりチーズ ~北海道産ゴーダチーズ使用~ 540円 合格
国産肉(牛・豚合挽き肉)を100%使用したハンバーグに、オリジナル国産チーズとオニオンスライスをのせ、国産丸大豆醤油を使用したコクと深みのある“和風ソース”。北海道産ゴーダチーズと国産バターを使用したオリジナルチーズの滑らかな口どけとミルキーな味わいが楽しめる。
(出典:https://www.mos.jp)
商品の最大の特徴はバンズからはみ出るほどの大きなハンバーグ。
メインとなるハンバーグは国産100%の牛肉と豚肉をブレンドした合い挽き肉を使用。お肉を練る時に塩を入れて塩練りするが、以前より1.5倍長く塩練りすることでお肉に粘り気が出てよりふっくらジューシーなハンバーグに仕上げている。パン粉・牛乳・卵・胡椒に加えナツメグを追加することにより肉の旨みを最大限引き出した肉汁たっぷりのハンバーグに。しかも大きさは通常の1.7倍。その上に北海道産ゴーダチーズと国産バターを混ぜたオリジナルのチーズとオニオンスライスをのせ、その上にソース。ソースはまろやかで甘みのあるソースだったが、八味唐辛子(陳皮・生姜・黒胡麻・白ごま・ケシの実・唐辛子)とパセリ・オレガノ・パプリカパウダーをプラスすることで爽やかな香りと酸味のあるソースに。
【岩元】野菜が少ない分ソースの味とチーズの味にしょっぱさを感じてしまった。柑橘系の爽やかさはあるがどうしても塩味の方が強く感じた。ソースに改良の余地がある。
【8位】モスチキン
●モスチキン 320円 合格 *満場一致!
和風の下味をしっかりとつけた鶏のむね肉をカリカリ衣でつつんだ一品。
(出典:https://www.mos.jp)
発売から約31年、一度も衣も味も変えることなく長年愛され続けてきたロングセラー商品。
1羽から2本しか取れない骨付きむね肉を昆布出汁・醤油・日本酒・砂糖・塩などで仕上げた和風のオリジナルダレに真空状態で漬け込み、お肉の芯までしっかりと味付け。衣付けされた状態で冷凍し店舗に運ばれると提供前日から冷蔵解凍。そうすることで中に火が通る前に衣だけが焦げてしまうことを防ぎ、肉は柔らかく衣はサクサクの仕上がりに。
さらに衣にもこだわりが。モスチキンの衣は小麦粉をベースに米粉を入れている。米粉を入れることで揚げたあと時間が経ってもサクサクの食感が楽しめる。
【扇谷】日本人が考えたフライドチキンというのが一番の印象。昆布だしうま味成分をしっかり中に入れ込んで柔らかさもある。勉強になった。
【7位】モスの菜摘 モス野菜
●モスの菜摘(なつみ)モス野菜 460円 合格 *満場一致!
*一部店舗では販売しておりません。
モス野菜バーガーの具材を、バンズの代わりにレタスで挟んだ一品。
(出典:https://www.mos.jp)
バンズがないハンバーガー。バンズの代わりにレタスで具材を挟むという新発想のバーガー。
最大のこだわりはレタス。モスバーガーのレタスは7~8割程度まで育ったレタスを中心に使用。成長しきったレタスに比べて葉っぱが柔らかく甘みのあるレタス。
モスバーガーの生野菜は生野菜は全て国産にこだわり、約2600の契約農家から仕入れている。
さらにレタスは店舗で氷水(4℃)に漬け、シャキシャキ食感を実現。
使用するパティはオーストラリア産などの牛肉100%に玉ねぎやパン粉を入れてふっくらジューシーに。そのパティをレタスにのせ、オニオンスライスとオーロラソース、さらにトマト、刻んだレタス、再びオーロラソースをかけバンズの代わりとなるレタスで挟んだバーガー。
オーロラソースは元々ベースにケチャップ・マヨネーズ・生の玉ねぎのすりおろしなどが入っていたが、新たにみじん切りのピクルスを追加することで酸味とフレッシュ感が味わえるソースに仕上げている。
【岩元】本当に美味しかった。野菜が特に美味しい。これだけ野菜があると青臭いかなと思ったが変なエグみもない。パティが柔らかくて、これがあまり肉肉しかったらケンカすると思うが、野菜と一緒にキレイに食べられる。クミンも使いすぎると独特なのでそのあたりも良い具合に入っている。クセになりそう。
【6位】フレンチフライポテト
●フレンチフライポテト Mサイズ300円 合格
太切りポテトがホクホクとおいしい。「生命の塩」と呼ばれるパタゴニア・ソルトを使用。
(出典:https://www.mos.jp)
ジャガイモは最大20cmにもなる北米ではメジャーな品種ラセットバーバンクを使用。形が崩れにくくほんのりとした甘さとホクホク感が特徴。
最大のこだわりは、ポテトの甘味やホクホク感を感じてもらうためにあえて太めのサイズにカット。1cm弱の太めサイズにカットしたポテトを高温スチームで加熱し、一度揚げてから店舗へ。それをオーダーを受けてから180℃の高温の油で揚げ、まろやかな塩味が特徴の天然塩(アルゼンチン産天然塩パタゴニアソルト)をかければ、どのバーガーとも合うシンプルイズベストなフレンチフライポテトの完成。
【扇谷】ちょっとカリっと部分が薄い。ハンバーガーは持ち帰りの人が多いので、これは持ち帰るとかなりふにゃっとしてしまうと思う。温度を少し高く揚げたり、ジャガイモの品種を変えてみるとか。ジャガイモ感を出したいのであれば種類を変えるのもありかと思う。
【5位】ソイシーバーガー
新メニュー
●ソイシーバーガー ~ソイのおさかな風フライ~ 490円 不合格
主要原材料に動物性食材を使用せず、野菜と穀物を主原料にしたハンバーガー。オリジナルの配合で仕上げたおさかな風フライは、本物のおさかなのような風味と食感が楽しめる。
(出典:https://www.mos.jp)
魚を一切使っていないフィッシュバーガー。大豆たんぱくを主原料にした代替魚で、本物の魚と比べても遜色のない自信作。
一番のポイントであるフィッシュ風ポーションは大豆たんぱくを独自の製法で練ることで魚特有の繊維感とほぐれ感を再現。味・見た目・香りもよりリアルな魚に近づけている。
バンズは卵や乳製品を一切使っておらず、色鮮やかにするためほうれん草ピューレを練り込んでいる。そこにグリーンリーフ・フィッシュ風ポーション・オニオンスライスを挟み込み、お好みで卵を使っていない特製タルタルソースをかければ植物由来の原材料のみで作られたソイシーバーガーの完成。
【山本】このハンバーガーにモスバーガーらしさを全く感じられなかった。モスバーガーでいう野菜の美味しさであったり、日本人の口に合う美味しさ、を追求していると思うが、このハンバーガーにはその追及がどこに詰まっているのかわからない。改良するのであれば旨みのあるトマトと一緒に和えたものをのせたり、きのこを細かく炒めたものを置くだったり。美味しさをもっと追求すればモスバーガーらしいソイシーバーガーができると思う。
【4位】モスシェイク コーヒー
●モスシェイク コーヒー Sサイズ290円 合格 *満場一致!
*一部店舗では販売しておりません。
コクがあって飽きのこない味わい。ほのかな苦みと甘みのバランスのとれたコーヒー味のシェイク。
(出典:https://www.mos.jp)
定番のバニラを抑え人気No.1シェイクは実はコーヒーシェイク。1975年の発売当時はバニラシェイクとアイスコーヒーを混ぜ合わせて提供していたが、1990年頃、よりコクと深みを出すためコーヒー豆から抽出したエキスで作った特製シロップを開発。バニラシェイクと混ぜ合わせることでバーガーの味を邪魔しない甘さ控えめですっくりとしたコーヒーシェイクに仕上げた。
以来、30年以上微調整を繰り返しながらもこの味を守り続けている。
【扇谷】チーズバーガーとコーヒーは相性が良く脂を切ってくれる。コーヒーが得意じゃない人でも飲めるし、コーヒーが好きな人も決して不満足じゃない。良い具合を狙っているのが素晴らしい。ポテトにつけて食べると美味しい。
【3位】モスライスバーガー 海鮮かきあげ
●モスライスバーガー 海鮮かきあげ(塩だれ) 440円 合格
イカ・海老の海の幸に、玉ねぎ・にんじん・枝豆を加え、ごま油の風味豊かな特製塩だれでさっぱりと仕上げている。
(出典:https://www.mos.jp)
今では定番のライスバーガー。実は今から36年前にハンバーガーチェーンで初めて販売したのがモスバーガー。
これまできんぴらライスバーガーや焼肉ライスバーガーなど様々なライスバーガーを販売してきた。
具材を挟むライスプレートは日本人の口に合うように国産米を使用。さらに焼きおにぎりのように表面に醤油を塗り、オーブンで焼き固めることで崩れにくく香ばしさが引き立つ。具材のかき揚げはエビ・イカ・枝豆・玉ねぎ・にんじんを使用。注文を受けてから店舗で揚げるがここにもこだわりが。通常のかき揚げは小麦粉を水で溶いたバッター駅を絡めて揚げるがそれだと油っぽくなってしまうのでモスバーガーではバッター液を使わずに特製の粉だけで揚げている。そうすること唐揚げのようなサクッとした食感のかき揚げに。さらにまろやかで味に深みのあるパタゴニアソルトをベースにした塩ダレをかけることでさっぱりとした味わいに仕上げている。
【2位】テリヤキバーガー
●テリヤキバーガー 430円 合格
オリジナルのテリヤキソースをパティにからめたシャキシャキレタスの和風バーガー。テリヤキソースは醤油と味噌をベースにココアパウダーや黒すりごまを加えて深みのある味わいに。
(出典:https://www.mos.jp)
今から50年前にライスバーガー同様ハンバーガーチェーンで初めて販売したのがモスバーガー。
時代に合わせて改良を加え、昨年リニューアル。
これまでは醤油ベースに赤味噌や白味噌などを合わせた甘辛いテリヤキソースだったが、今回ココアパウダーやバルサミコ酢を加えソースの味に深みを出す改良を行った。オーストラリア産などの牛肉100%に玉ねぎなどを加えたふっくらジューシーなパティを焼き上げ、特製テリヤキソースをたっぷりと絡ませる。そして7~8割程度に成長した葉が柔らかいレタスをのせ、仕上げにハーフマヨ、追いでテリヤキソースをかけて完成。
【大宮】普通の照り焼きは焼きながらタレを塗って焼いてそしてまた塗って、それがベースになるところ。非常に大事。ところがパティにソースしかかかっていない。「テリヤキソースガーバー」なら合格。テリヤキと付いたら焼きはすごく重要。それは一言言いたかった。
【1位】モスバーガー
●モスバーガー 440円 合格 *満場一致!
ジューシーなパティに、特製ミートソース。モスの代表作。
(出典:https://www.mos.jp)
創業とともに51年、売り上げNo.1を誇り、累計売上はなんと13億個以上!時代に合わせて改良を加えている。
最大のこだわりはミートソース。日本人の繊細な味覚に合うように隠し味としてミートソースに塩麴・煮詰めたお酢・にがりを入れ、味に深みやコクがある和風のミートソースにに仕上げている。
具材の食感が残るように大小にカットした玉ねぎと粗めに挽いた牛肉と豚肉、トマトペーストなどを入れ、鶏や豚から取ったガラスープでじっくりと煮込む。そして焼いたバンズにマスタードを塗り、パティ・ハーフマヨ・玉ねぎのみじん切り・オリジナルのミートソースをかけ、仕上げにLサイズの大きな国産トマトをのせて完成。
【大宮】アメリカンバーグと完全に一線を画した日本尾ハンバーガー。日本人の心が入っているバーガー。
*本記事に掲載されている情報は記事作成時点のもので、現在の情報と異なる場合があります
*モスバーガーのランキングは『ラヴィット!』や『帰れま10』でも紹介されています。
まとめ・感想
さすがモスバーガー!
初めて食べた時から35年、今でもハンバーガーチェーンでぶっちぎり美味しいと思うのがモスバーガーさん。
10品中9品合格はもちろん凄いが、満場一致合格が5品というのも驚き!
(2位のテリヤキバーガーも実質満場一致。テリヤキの味ではなく、「照り焼き」とは、みたいなことで不合格は個人的にはちょっと違うと思う。)
もったいなかったのは新メニューの「ソイシーバーガー」。
美味しいかどうかのジャッジ企画で、これを出してきても不利なだけなのに。番組側の意向なのか?不可解です。
普通に「海老カツバーガー」とか出してたら全品合格も狙えたと思うだけに、残念!
最近のお気に入り「モスの菜摘 モス野菜」も満場一致だったのは嬉しい♪
食べたことない人は一度食べてみた方がいいですよ!衝撃ですから(^^♪
[参考]フレッシュネスバーガーのジャッジ結果はこちら!
追記(2023/8/5)
*2023年8月5日の放送では「フレッシュネスバーガー」のジャッジが紹介されました。
その他の『ジョブチューン』の記事はこちら↓
▼TBS「ジョブチューン」
2023年5月6日(土)19時00分~21時00分
出演:ネプチューン(名倉潤・原田泰造・堀内健)バナナマン(設楽統・日村勇紀)土田晃之 山本里菜(TBSアナウンサー)
ゲスト:塚田僚一(A.B.C-Z)ゆうちゃみ、中岡創一(ロッチ)
【扇谷】私はハンバーガーを作るときにビルドと言って何が下にあって何があって、というのを大事にしている。華やかに見えるからキャベツを上に置いていると言っていたが、逆だったら違う印象になっていたと思う。下にカツがあって野菜が後から出てくる感じが凄く良かった。