ジョブチューン[ジャッジ企画]
2023年6月17日放送の「ジョブチューン」はジャッジ企画『v×超一流中華料理人』!「天下一品」がジャッジに挑戦!従業員が選んだイチ押しメニューTOP10で勝負に挑む!「天下一品」で本当に食べるべきメニューとは!?
天下一品「従業員イチ押しメニューTOP10」×超一流中華料理人
今回ジャッジ企画に挑戦したのは『天下一品』。
創業から52年の歴史を持つ京都発祥の大人気ラーメンチェーン『天下一品』が、唯一無二の「こってりラーメン」を引っ提げ、ジャッジ企画に初参戦!これまで店舗によって異なっていた炒め物の味付けを全店で統一するなど、新たな成長を目指している中でのチャレンジ。伝統の味を守り続けながらも進化する『天下一品』が超一流中華料理人に挑む!
天下一品の代名詞ともいえる「こってり」はもちろん、誕生から45年の「あっさり」、今月から味を統一し、全国販売が決定した「ホルモン野菜炒め」に「チャーハン」、からあげグランプリで2年連続金賞に輝いた超人気商品「こってり唐揚げ」、天下一品唯一のオリジナルデザート「こってり杏仁」など、人気商品10品に対する超一流中華料理人たちのジャッジは、果たして!?
一流料理人7人が試食。7人中4人以上が合格なら「値段に見合った美味しいメニュー」に認定。
さて、結果は…
ジャッジ企画に挑戦したメニュー
今回「天下一品」がジャッジ企画に挑戦したメニューは、従業員が絶対の自信を持つ10品。
・こってりラーメン
・あっさりラーメン
・こってり唐揚げ
・こってりMAX
・チャーハン
・ホルモン野菜炒め
・羽根つき餃子
・こってり杏仁
・味噌ラーメン
・こってり天津飯
ジャッジ結果(合格・不合格)まとめ
10品中5品合格(満場一致3品)5品不合格
【合格メニュー】
・こってり杏仁 *満場一致
・羽根つき餃子
・こってりMAX
・こってり唐揚げ *満場一致
・こってりラーメン *満場一致
【不合格メニュー】
・こってり天津飯
・味噌ラーメン
・ホルモン野菜炒め
・チャーハン
・あっさりラーメン
【10位】こってり天津飯
●こってり天津飯 570円 不合格
*東日本価格
*一部取り扱いのない店舗があります。
天下一品の代名詞「こってり」の名が付いた天津飯。
餡にこってりラーメンのスープを使った天下一品でしか食べられないメニュー。天下一品の常連さんからの要望で生まれた商品。
具材はカニタマ・タケノコ・溶きたまご。卵はよくかき混ぜ卵白の塊ないか確認しながら計量することでムラのない黄色いたまごに。そこにかけるのが鶏ガラや玉ねぎ、にんじんなど10数種類の野菜などからとった天下一品の代名詞とも言える<こってりスープ>。
【9位】味噌ラーメン
●味噌ラーメン 990円 不合格
*東日本価格
*一部取り扱いのない店舗があります。
こだわりの味噌は塩味が強くコク深い味わいの北海道「赤味噌」と旨みが強い愛知県「豆味噌」をブレンド。
味噌に合わせるスープは鶏ガラスープでブレンドした味噌を割り、そこへ天下一品の看板商品であるこってりラーメンのスープを加えたオリジナル味噌ラーメン。
麺は自家製中太麵。トッピングはチャーシュー・メンマ・国産ネギ。
【有島】味噌ラーメンと謳っている割に味噌感が足りない。例えば味噌を焼いて香りをつけてスープに溶かしてみるなどいろいろ試行錯誤した方がいい。
【山田】このスープも味噌の香りがふわっと香ってきて美味しいスープだと思う。麺もスープがより絡むようにとはっきりした意思を感じる。麺料理はスープと麺の一体感がすごく大事と思っている。そういった意図が感じられる一体感のあるラーメンだと思う。
【8位】こってり杏仁
●こってり杏仁 190円 合格 *満場一致!
*一部取り扱いのない店舗があります。
これまでは京都・滋賀の14店舗で限定販売していたが、今回をきっかけに全国販売することに。
杏仁パウダーと牛乳を混ぜ、そこへミネラル豊富な砂糖「本和香糖」と上品な甘さが特徴の「上赤糖(亜麻)」を加える。こってりスープの色を再現するため上赤糖を選択。さらに無糖練乳を加えることでコクを出し滑らかな口当たりに仕上げている。
【正木】すごい。素晴らしい。本当に天下一品だと思った。上品な甘みとなめらかさ。杏仁豆腐はいろいろある。すごく研究したのがわかる。美味しいものを食べるとこっちも嬉しくなる。もう一度食べたくなる味。
【7位】羽根つき餃子
●羽根つき餃子 430円 合格
*東日本価格
*一部取り扱いのない店舗があります。
こだわりの餡は脂の旨みが強い豚挽き肉を使用。さらに背脂を入れることでよりジューシーさを表現。
食感を出すため約4mmにカットしたキャベツと甘みのある玉ねぎを加えることでバランスの取れた餡に。こだわりの皮は約0.6mmに薄く伸ばすことでパリッとした食感に。
もっともこだわったのが餃子の羽根。しっかりとした焼き目とパリッと感を羽根から出すため、水分・小麦・油の量まで何度も試作を重ねて調整。
【正木】餃子は色んなお店の味がある。伝統の味を守ってそれを活かしたいというみなさんの想いがこの一皿に出ている。野菜の旨みが出るようにラードを入れている。正直古典の作り方だがそれを守りつつちゃんとやっているから、手を抜かずにしっかり作っているからこの味が出る。このクオリティをずっともっと広げてほしい。
【6位】ホルモン野菜炒め
●ホルモン野菜炒め 850円 不合格
*東日本価格
*一部取り扱いのない店舗があります。
メインとなるホルモンは脂が多く臭みが少ないものを厳選して使用。
一度ボイルしたホルモンを焼き目が軽く付くまで炒めたら、臭みが残らないようザルに取り出し余分な脂を落とす。再び鍋に移したホルモンにキャベツ・ニラ・ニンジンを投入。
味の決め手となるのが特製タレ。コチュジャンとごま油を効かせたパンチのあるタレに、隠し味としてリンゴ果汁を加えることで爽やかな甘みに加えて食欲のそそる味付けに。
こだわりのタレを加え、野菜のシャキシャキ感が残るよう強火で炒めた一品。
【正木】ホルモンは確かに美味しい。臭みが無いし良い選定している。下処理もちゃんとしている。ホルモンと野菜の炒めなので三位一体が欲しいがバラバラ感がある。他の野菜も掴みやすいように切り方を工夫してほしい。
【宮澤】全体的にホルモンの脂が回っていてホルモン好きにはたまらない商品だと思う。ただ万人受けする商品ではない。もう少しクオリティを上げていくとよい。
【5位】チャーハン
●チャーハン 550円 不合格
*東日本価格
*一部取り扱いのない店舗があります。
細かく刻んだチャーシューとニンジンを炒め、炊き上がったご飯に濃厚な旨みとコクのある再仕込み醤油を使ったニンニク醤油をかけ、炒めた具材と混ぜ合わせる。
店舗でフライパンにたまご、専用工場で味付けしたご飯を炒め、全体に火が通ったらネギと隠し味にラーメンで使っている醤油ベースのタレを入れることで天下一品オリジナルのチャーハンに。
【宮澤】食べたときの食感がご飯粒が硬い。甘みを感じない。日本はお米が良い。日本のお米を使っているのになんでお米の甘さを活かさないのか。ラーメンと結びつけるためにラーメンタレを無理に入れるよりお米の甘さを活かしてほしい。素材の良さを活かしていかないとダメ。
【古藤】みなさんが言ったこととほとんど変わらない。ただ合格にしたのは、値段とボリュームは学生なら泣いて喜ぶということ。そういう良い所はしっかり残しつつ、冷凍のチャーハンを解凍して味が飛ぶという科学的根拠が分からない。冷凍チャーハンを使うのであれば冷凍チャーハンとして美味しさを追求してほしい。もっと美味しくなると思う。現時点で値段とボリュームと222店舗で出すということで合格にした。
【4位】こってりMAX
●こってりMAX 1,210円 合格
*東日本価格
*一部取り扱いのない店舗があります。
*売り切れの場合があります。
不動の人気No.1こってりラーメンを「MAXまでこってりさせて欲しい」というお客のニーズに答えて開発したメニュー。
最大のこだわりは唯一無二の濃厚なスープ。鶏ガラに10数種類の野菜などを加えたこってりラーメンのスープに、玉ねぎやニンジンなどの野菜を濃縮したこってりMAX専用ペーストでさらにこってり仕上げている。
麺はこってりスープによく絡む自家製の中太麺を使用。
【正木】最初来た時どんな味だろうと心配だったが、食べるととても美味しかった。この優しい麺がタレによく絡む。スープも濃度があるので絡み方がすごい。本当にこってりが主軸になっていると痛感した。
【3位】こってり唐揚げ
●こってり唐揚げ 5個550円 合格 *満場一致!
*東日本価格
*一部取り扱いのない店舗があります。
天下一品の代名詞「こってり」の名が付いた唐揚げ。「からあげグランプリ」(中日本しょうゆダレ部門)で2年連続で金賞受賞した超人気商品。
鶏モモ肉をカットし粉をつける前にこだわりが。お肉をカットする際にあえて皮をしっかり残し、その皮で一つ一つ手作業で身を包むようにすることでカリっとジューシーに仕上げている。
味付けはこってりラーメンのスープと特製醤油・おろしにんにくを合わせた調味液に鶏肉を手作業で馴染ませ、10時間以上漬け込むことで肉の中まで味を入れている。
仕込みから全て店舗スタッフがで調理した一品。
【有島】まさにこういうこと。手間暇惜しまず、ちゃんとこだわって、店舗で肉を切り分けて10時間以上も揉み込んで、こだわりのこってりスープも混ぜ込んで、温度管理もちゃんとして、揚げ時間もしっかり決めて、そうするとこういう商品ができる。本当に美味しかった。
【2位】あっさりラーメン
●あっさりラーメン 並940円 不合格
*東日本価格
誕生から45年、こってりと並ぶ天下一品の2大看板の一つ。
最大の特徴はこってりラーメンとは対照的なさらっとしたスープ。醤油と鶏ガラスープをベースに野菜やニンニクなどが溶け込んだ深いコクのある味わい。さらに背脂を使用することで醤油の尖った塩味をマイルドにし、スープの旨味を引き出している。
麺は自家製の中太麺。断面を四角くすることでスープが絡みやすく口当たりも良くしている。
オリジナルチャーシューは柔らかいモモ肉を使用。スープの味を邪魔しないようにあえて薄めに仕上げている。
【山田】天下一品はラーメンチェーン店なので普通に美味しいではダメかなと。刻んだ生姜を入れたりとか野菜の甘みを強く出すなど特徴を出して「あそこのあっさり美味しいから食べに行こうと」と、こってりくらい店に連れてきたいという想いを持って開発すべし。
【1位】こってりラーメン
●こってりラーメン 並940円 合格 *満場一致!
*東日本価格
今から52年前、創業者が3年9か月の歳月をかけて完成させたラーメン。
その最大の特徴は天下一品の社員でも数人しかレシピを知らない秘伝のスープ。鶏ガラを約1日かけてじっくり炊き上げ、鶏の旨みを最大限まで引き出したあと、玉ねぎ・ニンジン・ネギ・ニンニクなど10数種類の野菜などを加えトロトロになるまで煮込むことで鶏と野菜の旨みが溶け込んだ深い味わいのスープに。さらにこってりラーメンのために開発したこだわりの麺は一般的な麺より長めにすることでスープがよく絡みすすり応えが出る麺に。
【古藤】仕事終わってどれだけこってりラーメンで疲れを癒したか。ここのこれ、があるのはそんなにない。そういうものを作られたことに敬意を表する。美味しすぎるこってりに引っ張られ過ぎず、この先100年を迎えたときに天下一品すごいなと言われる企業になっているよう期待している。
*本記事に掲載されている情報は記事作成時点のもので、現在の情報と異なる場合があります
まとめ・感想
10品中5品合格(5品不合格)はなかなかに厳しい結果。
その中で3品の満場一致合格は一際光ってました!
「こってりラーメン」は予想通りでしたが、「こってり唐揚げ」と「こってり杏仁」が満場一致合格なのはちょっと驚き!
唐揚げは食べたことがあるが、「こってり杏仁」はまだ食べたことがないのでこれは急ぎ食べてみないと!
あっさりラーメンのスープは個人的は好きなので、スープと相性の良い麺に早々に改良してもらいたいです!
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▼TBS「ジョブチューン」
2023年6月17日(土)19時00分~21時00分
出演:ネプチューン(名倉潤・原田泰造・堀内健)バナナマン(設楽統・日村勇紀)土田晃之 山本里菜(TBSアナウンサー)
ゲスト:桐山照史(ジャニーズWEST)・鈴木愛理・チャンカワイ
【正木】値段を考慮して作るのはすごく企業努力している。すごいと思うが天下一品のスープを使っているので濃度はついているが絡まない。濃度が違うので。こってりスープに固執しすぎ。間違えて餃子のタレを入れたが美味しかった。酸味が必要。酸味が加わると味が締まる。このスープを活かしたいのであれば酸味を加える。それだけで味ってグーンと美味しくなる。もっともっと美味しくなると思う。